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さて、前回の続き。
ホテルのチェックインが済んだ後、私はホテルから歩いて行けるグラバー園へ行きました。
何十年ぶりだろう?小さい頃長崎市内に住んでいて、遠足やら何やらでやたらグラバー邸に行く事が多く、大人になってからあまり行く気にならなかったんで超久しぶりです。
グラバースカイロード(斜行エレベーター)に乗ってみたかったので、暗い小道を抜け・・・
個人の邸宅みたいなエレベーター発見。
なぜか道路という位置づけで、正式名は『長崎市道相生町上田町2号線』です。
ほんの2分で上に着きますが、もうこんなに景色がきれい^^
さらにもう一つのエレベーターに乗って降りると、長崎港と市内中心部が一望できました。
山の上から海までびっしり建物がある長崎の夜景はやはり見事〜!ブラボー!(*^,^*)
コンデジしか持って行かなかった事をとても後悔しました。
・・・でも、個人的には2012年に決まった世界三大夜景には懐疑的です。
『夜景観光コンベンション・ビューロー』という日本の社団法人が『夜景サミット2012 in 長崎』で香港・長崎・モナコと決めたんですが、その後援が『長崎市・長崎県』ですしね・・・。^^;
確かに綺麗だけど、日本三大くらいの方が自然じゃないかな?と思います。
夜景を見た後、グラバー園へ入園。
本当は園の上にある鍋冠山の夜景を先に見に行きたかったんですが、グラバー園の開園時間が18時までと書いてあったので急いで入りました。(そしたらこの日は特別日で20時までだったw)
写真は旧三菱第2ドックハウス。
元は三菱造船所のある飽の浦町にあったものです。
ドックハウス前の池のイルミ
階段と夜景
女神大橋
コンデジだともやっとしますが、庭園の奥に長崎港の夜景がある感じが、とっても素敵です。
但し、園内はかなり暗く、石畳の坂や階段が多いのでつまずきそうで怖かった。
イルミネーションの名所や繁華街は夜も結構明るかったりするのですが、ここでは写真がブレまくりでした(+_+)
でも海が見える庭園にポツンポツンと照明をおさえた洋館がある様子はすごく幻想的で、外国の古い町に迷いこんだような感覚でワクワクしました☆
めっちゃ人がいないので余計に不思議な気分になります。
すごく寒くて手がかじかんだので洋館の中に逃げ込みましたが、ドアも窓も開け放ってあり、暖房はついてませんでした。^^;
自動露出で少し明るくなってますが、室内の照明も暗めで、スタッフも誰もいないのでホント古い推理小説の世界。
日本初の西洋料理店『自由亭』
営業時間は終わってましたが、今はカフェになってます。
オルト邸の上にお月様。
そしてグラバー邸。
丸みのあるデザインがとても可愛いです。
食卓には150年前の西洋料理が再現されていました。
メニューの説明もされてましたが、野菜を使ったお料理はほとんどなく、肉・肉・肉・肉・魚・スープ・デザートって感じでした^^
肉食が珍しかった当時の日本人が見たらびっくりしたろうなーと思います。
出口付近には龍踊りなど長崎のお祭りの飾りも展示してありました。
夜のグラバー園。
テーマパークのように明るいイルミがあるわけではなく、ポツンポツンと洋館に灯りがついているだけなんですが、それが逆に新鮮で、幻想的な世界が楽しめました。
景色もいいし、素晴らしい。
あまり期待してなかったので余計に感動しました。
又機会があれば、一眼レフ持って日暮れ前に庭園を一回りし、そして長崎港の夕焼けを楽しみ、最後に夜景が見たいです☆
臨時営業で夜遅くまで開園している日にまた行こーっと。
ホテルへと戻る途中、ライトアップされた大浦天主堂を見かけました。
とても素敵な夜の散歩になりました(*^,^*)