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さて、淀屋橋の続き。
淡々と写真を載せていきます。
オフィス街なので、夕暮れ時には帰宅する人で混みあってきます。
私達が橋に並んで一眼レフを構えていたのは妙だったらしく、「今日は何かあるんですか?夕日の角度がいい日とか?」と聞かれました。^^;
バラ園
中央公会堂
辺りが暗くなると、周囲の現代的なものがよく見えないせいか、余計に外国みたいな雰囲気になります。
淀屋橋の交差点(御堂筋)
ちょっと興味があって調べたのですが、淀屋橋の名は、江戸時代に中之島付近で商売をしていた『淀屋』という豪商からきているようです。
主に米を取り扱う巨大商社?で、一時期は全国の米相場の基準にもなっていたらしい。
現代の価値で換算すれば、その資産なんと100兆円(@_@)
2014年の世界長者番付1位はビル・ゲイツで、資産は7.6兆円ですが、それと比較しても飛んでもない数値だとわかります。
ところが、1705年に幕府がその全ての財産を没収。
表向きの理由は町人の分限を超えた贅沢ですが、実際は諸大名への莫大な貸付金を帳消しにするためだったそうです。
残酷な処分だったので、近松門左衛門の浄瑠璃のネタにもなったとか。
恨みのイメージからか妖怪のモデルにもなった淀屋さん、5代目はドラ息子だったようだけど、チト可哀想。
もし悪知恵を働かせ、幕府の中枢にたっぷりと賄賂を渡していたら、明治以降にも残る財閥の一つになってたのかもしれません。
日本銀行大阪支店
何度となく建て替えの話も出たのですが、そのまま残って本当によかった。
中之島図書館も廃止になるかと思いきや耐震工事の上存続されるようで有難いです。
雲のない日のお月さん
中之島、何にもない時に写真を撮りに行くのは初めてでしたが、見慣れた街も結構面白いなと思いました。
もうすぐバラが開花するし、次は昼間に遊びに行きたいです。